暇だから本を読む
「バカ論(ビートたけし)」
フライデー事件の時や結婚会見のマスコミの質問がくだらなかったり、芸人同士で弟子が師匠の間抜けな一面を語って笑いをとったり、たけしに若手の芸人がくだらない質問をしたりなど読んだ僕自身もついはまって読んだ本です。質問が本当にくだらなくておもしろかったです。
要旨
筆者がダメなバカの例を出しているので、興味を持ったトピックを列挙して私見を述べてみる。
事柄1「たけしさんが二時間待たされて謝りもせず、平気な顔ではじめる奴」
これは、謝らなきゃいけいと僕は思う。特に、大御所なのに謝らないはないだろう。
事柄2「行列を見ると、何かくれるんだろうと思って、なんだかわからなくても、すぐ並ぶ奴」
先に何か見てから並べばいいのに。
事柄3『結婚会見や婚約会見の時に「プロポーズの言葉は?」「妊娠のご予定は?」「お子さんは何人ほしいですか?」どんな家庭を築きたいですか」など、質問が定番化されている。』
他に質問、なんかないのかよと思う。まぁほかに質問ないよね。
おもしろかった点
落語の話で粗忽者で良しである八五郎と熊五郎が長屋に住んでいて、八五郎が浅草を歩いていると男が死体だった。よく見たら熊五郎の顔だった。そして、八五郎は「長屋の熊五郎に言わなきゃ」。ここまでで矛盾が生じています。八五郎が長屋の熊五郎に言うと「俺が死んでいる?」そうして八五郎と熊五郎は死体を運んでオチが来るという話。これは、矛盾していますが、落語的にはおもしろいですね。
まとめ
ビートたけしの本はまだ一冊しか本を読んでいませんが、「落語」「くだらないバカの話」がとてもおもしろかったと思いました。
誰が読んでもくだらなくておもしろいと読んだ僕自身はそう思いました。
また、機会があれば、ビートたけしの他の本を読んでみようと思いました。
「あつあつを召し上がれ(小川糸)」
おばあちゃんと前、食べたかき氷の思い出を振り返る話、今は亡き料理には厳しい母からその子供であるこーちゃんが幼稚園児の時、味噌汁を母から教えてもらってこーちゃんが結婚する前日、明日から一人暮らしをする父に作ってあげる話など、全体的に悲しい話の短編集でした。読んでいた僕自身も、感動して泣きそうになりました。