ひたすら本を読む

「思わず誰かに話したくなる鉄道なるほど雑学(川島令三)」

あらすじ

運転士が列車を発車させるときに「出発進行」と言っているのは発車合図ではなく、駅の前方にある「出発信号機」の表示が「進行」になっていることを運転士が指をさし、声に出して安全確認をしているという話や黒部峡谷鉄道スイッチバックが18段もある話、1943年(昭和18年)街中で発生する屎尿の処理に困っていた東京都が郊外の田園地帯の肥料にしようとして武蔵野鉄道(今の西武池袋線)と西武鉄道(今の西武新宿線)に屎尿鉄道を走らせた。相当な臭いがしたので「肥溜列車」「糞尿列車」と呼ばれていたが1952年(昭和27年)をもって農家が化学肥料を使い、都心部下水処理場ができたので廃止された話など鉄道に関する話がたくさんあるという話。

感想

読んで思ったこと

運転士が「出発進行」と言っているのは出発信号機が「進行」の画面に切り替わったことを確認ししていると知って、それを踏まえて実際に見てみようと思いました。

初めて知ったこと

ちなみにこの本の筆者が1970年(昭和45年)の夏に東海道新幹線の食堂車のパントリー(皿洗い)でアルバイトをしていたと知っていい経験をしていてうらやましいです。