なんだかんだ本を読む

小説すばる2020年4月号 新しい音楽、海賊ラジオ(深緑野分【ふかみどりのわき】)」

あらすじ

僕と友達のアカザカナは同じ島の陸民アパートに住んでいた。ある日、学校で僕は海賊ラジオという音楽会社提供外で、勝手に音楽を作って勝手にラジオで発信している人達がいるという噂が広まった。そんなある日、学校でトレという頭のいい同級生に「海鳴りのしない場所を探しにみんなで行く」と言われたが、僕とアカザカナは「海賊ラジオの正体を見つける」と言ってトレたちとは別れた。そして当日、寝る宿を探しに誰も住んでなさそうな民家で二人は一泊しようとしたがそこにクヤクヤさんという幽霊が住んでいた。クヤクヤさんに「海賊ラジオの基地局はどこにあるんですか」と聞くと「海の先のほうにある」と言われ、翌日港に向かった。すると港に3人の子供が歌っていた。船の操縦ができるアカザカナが船を借り、その3人も乗せて海賊ラジオの正体を暴く話。

感想

全体を通して読んで思ったこと

最初は島にラジオで自作の音楽を流しているそんな変な人達がいるのかなあと思ったら、最後まで読むと心が温まるような良い話だなぁと思いました。

読んで考えたこと

アカザカナと僕はよく無人のような民家に入れるなあと思いました。僕だったら汚いし、怖いので入れないなあと思いました。 また、作者が「深緑野分(ふかみどりのわき)」と、変わった名前の人がいるんだなあと思いました。