小説すばる

余裕があるので本を読む

「小説すばる2021 6月号 ハヤブサ消防団 #1(池井戸潤)」 あらすじ 約一ヶ月程前、今は亡き父、勝夫(かつお)が住んでいたハヤブサ地区の家に引っ越してきた無名作家、太郎。 ある日、自治会長の藤掛(ふじかけ)に「自治会に入会しないか」と誘われた。そ…

いつまでも本を読む

「小説すばる2021 4月号あなたを病気にする常識(津川友介)」 あらすじ 日本人が好きな「入浴」。日本は肩まで浸かれる深い浴槽と横に広い洗い場があるのが当たり前と思われているが、アメリカはシャワーブースしか存在しないことが多く、あっても半身浴ぐ…

今日は本を読む

「小説すばる 2021年3月号 あなたを病気にする常識(津川友介)」 あらすじ 日本人の4人に1人がかかっている「花粉症」は目や鼻のかゆみなどのつらい症状である。そのため花粉症による経済損失は2800億円に上るという調査も出ている。もともと戦後の日本で…

いつでもいいから本を読む

「小説すばる2021 3月号 『キドさんとドローン(湊ナオ)』」 あらすじ 弱小映像制作会社で働いている柿崎(以後「わたし」)と有栖(ありす)の新人部下二人がキドさんという社長?に連れられて串カツ屋へ行った。その時以前言っていたキドさんの「朝、犬の…

予定がないので本を読む

「小説すばる2021年 2月号 木星荘のヴィーナス(加納朋子)」 あらすじ 私たち家族は祖父が工務店で働いていたときに自分の敷地に作ったアパート「木星荘」で生活している。すると大学生になった従兄(いとこ)の「お兄ちゃん」が101号室へ引っ越してくる。…

ゆっくり本を読む

「小説すばる2020年2月号 さかさまの洗面器(相川英輔)」 あらすじ 銀行の窓口業務が中心で当店自慢のアクアリウムの管理をしている水嶋果歩(みずしまかほ)はある時、課長にいろんな問題があって総合職の支店長になるかと言われたが総合職は仕事が多くて…

怒られても本を読む

「小説すばる1月号 眠らない刑事と犬(道尾秀介)」 あらすじ 動物発見率90%の「ペット探偵・江添&吉岡」という事務所で依頼されたペットを捜索して働く江添正見(えぞえまさみ)がある日、警察の女性の「わたし」に詐欺罪をしているのではないかと疑われ…

年を越しても本を読む

「小説すばる1月号 あなたを病気にする常識(津川友介)」 あらすじ 40〜79歳の日本人7万3424人を約8年間追跡調査をしたところ、自覚的にストレスが高い人では低い人より脳卒中や心筋梗塞のリスクが高かったと報告されており、特に女性は脳卒中・心筋梗塞に…

通知表で5をとっても本を読む

「小説すばる12月号箱庭に降る星は(加納朋子)」 あらすじ ある学校でオカルト研究会、天文部、文芸部に所属しているの主人公「ぼく」を含めた数人の生徒たちは生徒会副会長の女子に呼ばれ、「人数が足りていないので廃部になります」と宣告された。ちなみ…

家でも本を読む

「小説すばる12月号 母の自画像(宇佐美まこと)」 あらすじ 克也(かつや)に病室で寝込んでいる父が母佳那江(かなえ)との出会いについて語る。20年前、佳那江は当時の彼氏だった生島由人(いくしまよしと)という人が亡くなったので彼が持っていた彼女の…

たくさん本を読む

「小説すばる11月号 あなたの常識を変える(津川友介)」 あらすじ 風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスのそれぞれの症状や治療方法の違いなどが書かれてある。 例えば、症状面では風邪の場合鼻水、鼻づまり、頭痛、38度前後の微熱、だるさなどの症状…

少しづつ本を読む

「小説すばる9月号 落ちない魔球と鳥(道尾秀介)」 あらすじ 野球部の晋哉(しんや)は亡き兄が練習していた漁港の奥の倉庫の裏でフォークボールもどきの練習をしながら釣りをしているニシキモさんというおじさんと会話をしていた。そして突然「死んでくれ…

毎日気づいたことを見つける269

「小説すばる2020年 8月号 風のふわふわ(上畠菜緒)」 あらすじ 「僕」が学校で相撲部員と間違われるくらい脂肪があり、頬の肉は青黒い不健康な色をしているのでいつも同級生に「気持ち悪い」と言われ僕の席の周りの人は僕の席と少し距離をとっている。僕は…

今日も本を読む2

「小説すばる 2020年4月号 簡潔な人生 後編(赤川次郎)」 あらすじ 中本がバスガイドの藍とツアー好きの高校生真由美に声をかけられる。そして中本は「家族に嫌われ無視されているんだ、死んでしまったほうがいい」と言ったが二人はそれを止めてせめて晴れ…

今日も本を読む

「小説すばる2020年8月号 花盛の椅子(清水裕貴)」 あらすじ 鴻池という女性はいらなくなった椅子や机、たんすなどの古家具を引き取るという仕事をこの会社の社長と一緒に働いている。その家具を家具職人さんに定期的に回収してもらい切ったり、塗ったりし…

なんだかんだ本を読む

「小説すばる8月号 その扉をたたく音 #6 終(瀬尾まいこ)」 あらすじ 俺(宮路)が渡部君と一緒に演奏会当日、本番に臨んだ。お客さんはほぼお年寄りだったが、本番は「東京ブギウギ」や「上を向いて歩こう」など年配の人が知っている曲でも、「心の瞳」や…

とりあえず本を読む

「小説すばる 6・7月合併号 その扉をたたく音 #4(瀬尾まいこ)」 あらすじ 宮路が本庄さんとウクレレで「上を向いて歩こう」を一曲通すために老人ホームのそよかぜ荘に行くと、本庄さんは「お前が金をとったのか」「うるさい黙れ、泥棒」と誰かと勘違いされ…

頑張って本を読む

「小説すばる 2020年3月号 簡潔な人生(赤川次郎)」 あらすじ 官房長官の部下である中本久士という男が官房長官の記者会見でT新聞の女性記者の質問に対して「質問は簡潔にお願いします!」と大声で怒鳴るように言った。T新聞社側はその行為が妨害行為だと…

なんだかんだ本を読む

「小説すばる2020年4月号 新しい音楽、海賊ラジオ(深緑野分【ふかみどりのわき】)」 あらすじ 僕と友達のアカザカナは同じ島の陸民アパートに住んでいた。ある日、学校で僕は海賊ラジオという音楽会社提供外で、勝手に音楽を作って勝手にラジオで発信して…

なんとなく本を読む

「小説すばる2019年11月号 かざあな(彩瀬まる)」 あらすじ 俺と妻(綾香)の夫婦が生活をしていた。二人は育休で会社を休んでそれが終わり職場へ戻った頃、俺が会社の都合で2年間出向することになりを綾香にそのことを伝えると綾香に「育休で休んだから嫌…

休校中だから本を読む

「小説すばる 5月号 生者のポエトリー(岩井圭也)」 あらすじ 外国出身の小4から中3まで対象の子供たちに日本語を教える学習支援教室の指導員である私(聡美)がある日、新しくブラジル出身のジュリアちゃんが入ってきた。そして私は仲のいい指導員から駅…

なんとなく本を読む

「小説すばる2020年4月号 その扉をたたく音#3(瀬尾まいこ)」 第3話の話 宮路は渡部君と水曜日に待ち合わせをし、いつもの老人ホームで余興演奏をする為に公民館でセトリ決めを話し合い、1曲目「東京ブギウギ」、2曲目バック・トゥ・ザ・フューチャ…

暇さえあれば本を読む

「小説すばる 4月号 あなたを病気にする常識(津川友介)」 あらすじ 人間は睡眠をとらないとイギリスの研究者によれば6時間未満の人はそれ以上の人と比べると心筋梗塞になる確率が20%高いという話や4時間、6時間、8時間睡眠する人を2週間続けてPVT…

ずっと休校中だから本を読む

「小説すばる 2020年2月号 不良(北野武)」 あらすじ 番長キーちゃんこと吉岡菊二(きくじ)を中心とした俺、佐々木和夫(かずお)、鈴木誠(まこと)というこの不良4人がある中学校にいた。ある日に4人で浅草に行き田舎の子か悪そうな子を捕まえて金をと…

時間に余裕があるから本を読む

「小説すばる2020年4月号 その扉をたたく音#2(瀬尾まいこ)」 第2話の話 ある日、宮路は杖でたたかれた水木のばあさんと会話をしていた時に本庄さんというじいさんが僕はウクレレを持っているのでそれを教えてください、と言われたので宮路は教える為…

学校休校中だから本を読む

「小説すばる2020年3月号 その扉をたたく音#1(瀬尾まいこ)」 第1話の話 29歳無職、怠惰で高校時代バンドをつくってギターをしていたので夢はミュージシャンだったが今は就職しようかあやふやな宮路(みやじ)という男性が老人ホームの余興演奏で渡…