どんどん本を読む

「そして誰もいなくなる(西村京太郎)」

あらすじ

私立探偵の橋本豊という男性が最近仕事がないのでクイズ番組に出演して賞金を獲ろうと思い、毎週月曜~金曜にやっている視聴者参加型クイズ番組に出演し、その場にいた小野寺恵美子という女性と一緒に同時優勝して賞金50万円を獲得した。そしてその番組のスポンサーであるOK製菓の黒川修という人に優勝した二人は家に招待され夕食をごちそうになった。そんなある日、黒川から「ある事情で10年も続いた弊社が提供した番組が終わることになったので10周年を記念して最後の週で優勝した人達のみでクイズ旅行をします。この大会で優勝すると1000万円を贈呈します。」という招待状が届いたので橋本は大会に参加する。しかし、彼は参加した人達の中で現役大学生の三浦正樹とクイズマニアの剣崎誠の二人が優勝するのではないかと思っていたが早々にその二人は笑顔で残りの人達に挨拶をし脱落する。その謎を橋本と十津川警部達が突き詰める話。

感想

読んで思ったこと

なぜ、現役大学生やクイズマニアの人などが早々に失格したのか不思議に思いましたが、その理由は読んでみると「なるほどな」と驚きました。

また、話は変わるのですが彼らが行ったクイズ旅行の問題がこの本に書かれてあったので解いてみたのですが全然解けませんでした。でもこういう読者をそそらせるようなことが書かれてあっていいなぁと思いました。