とりあえず本を読む

「自選短編集・男子編 卒業ホームラン(重松清)」

あらすじ

甲子園に出場経験がある徹夫(てつお)が息子、智(さとし)に小学校の入学祝いでグローブを買ってあげた。ある日智が家に友達を連れてきた。徹夫は智に野球チームを作ろうと言われたり、その友達の中に地区の子供会の会長の息子がいたのでその会長さんからも頼まれたりしたので結局徹夫が監督でチームを作ることになった。それから5年後、智たち6年生が出る最後の試合を迎えた。それに伴い徹夫も監督を引退する。しかし、智はまだ一度も試合に出場しなかったので最後だから徹夫は出さしてあげたかったが出さず、結果は0対10と完敗に終わった。だからお父さんはその日の打ち上げには行かず智にグランドに残ってもらい3球勝負でバッターボックスに立ってもらう。結果は最後、内野フライだったがお父さんは良いことにしたかったのか「ホームラン!」と言った、話やアウトドアが苦手なパパに僕(圭太)が誘われ、キャンプに行った時、テントは組み立てられず、リッキーさんという係員の人にやってもらったり、子供たちだけで河原に出かけた時にリッキーさんが僕に盛り上げようとしているのに僕は盛り上がっていなかったり、夜は何も作れずお父さんが手作りサンドイッチを作ったりとあまり、パパも圭太もキャンプには向いていなかったという話など面白い話が6つもある短編集。

感想

読んでおもしろいと思ったこと

徹夫が野球チームを作った話について僕は20試合して19試合も勝てたことはすごいなあと思いました。また、徹夫は智が最後の試合に出場させなかったことに対して僕はそれはないなあと思いました。もし僕が監督だったら息子を出場させてるなあと思いました。

全体を通して思ったこと

この本に出てくる登場人物がほとんど変わっている人しか出てこないなあと思いました。