テスト前も本を読む2

「10年後、君に仕事はあるのか(藤原和博)」

あらすじ

次の表は「週刊ダイヤモンド」編集部が調べた「AIに取って変わられやすい仕事」のランキングです。

職業が機械化に代わる割合ランキング

順位 職種名 機械代替率(%)
1位 経理事務員 99.99
2位 貿易事務員 99.99
3位 銀行窓口係 99.98
4位 一般事務員 99.97
5位 医療事務員 99.95
6位 信販売受付事務員 99.94
7位 保険事務員 99.91
8位 通関士 99.88
9位 物品購買事務員 99.86
10位 アクチュアリー 99.83
15位 受付係 99.64
20位 学校事務員 99.48
24位 測量士 98.55
25位 細菌学研究者 98.28
26位 税務職員 97.99
31位 翻訳者 90.29
37位 物理学者 85.80

これらの表から経理、銀行窓口、医療事務など「事務」の仕事が上位に出てきます。意外にも税務職員や細菌学研究者が上位に出てきています。

また、学校ではテスト等で「答えを次のア、イ、ウ、エの選択肢から選びなさい」という問題がありますが、現実の社会ではこの選択肢を仮説と呼ぶが、実際には「ア、イ、ウ、エ」の選択肢をのすべてを自分で設定する必要がある。そのため誰かが必ず与えてくれるわけではない。 そして筆者は100万分の一(100分の1✖100分の1✖100分の1)の存在になれば稼げ大人になれると言っていた。それは「100分の1の存在」に3回なれば100万分の1の存在になれる。そのために「営業とプレゼン」・「マネジメント」が必要であるなど、今の中高生に向けた将来の仕事について面白い話がたくさんある話。

感想

読んで思ったこと、学んだこと、知ったこと

最初の話の機械化になりやすい職業で物理学者や細菌学研究者などがあげられていたので驚きました。また、100万分の1の存在になるために「営業とプレゼン」、マネジメントが秘湯ようだと知りました。さらには先述していない話なのですが世界的に研究で同じような結果が出た話がある。それが電車の運転士は機械化になるが車掌は生き残るのではないかという話だ。その理由が機械が故障したときに必要のためということだった、と知って興味深いなあと思いました。