帰り道にて…

今日はおじいちゃんとおばあちゃんにお別れをして家に帰ってきました。一週間はあっと言う間だったのでもう少し滞在したかったですが、おじいちゃんおばあちゃんの負担がかかるのでこれぐらいで丁度いいのかなと思いました。

しかし、別れを告げたのはおじいちゃんとおばあちゃんだけではありませんでした。帰りの道中にて思いがけない事が起きたのです。新幹線を降り、駅で電車に乗り換えようとしていると、ある外国人男性に声をかけられました。コインロッカーの使い方がわからなかったようです。僕はコインロッカーの使い方を教え、荷物を入れるのを手伝ったのですがキャリーバッグだったのでロッカーに入れられませんでした。そう、大きいロッカーが満杯で小さいロッカーにすら入らなかったのです。仕方なく、僕は他にもロッカーがあるから付いてきてください、と言って案内しました。その間、どこ出身なんですか、と尋ねると、

「ネパール出身です」

と彼は答えました。そして彼はそれに続いてこう言いました。

「大都市はとても複雑でよくわかんないな」

と言いました。確かに、異国の地へ行くと大都市では絶対混乱しますね（笑）

そんな事を話しながら、別のコインロッカーに着きました。しかし、ぱっと見、小さいロッカーしかなく、大きいロッカーはあまりなさそうでした。すると彼が

「ありがとう。あとは頑張って探してみるよ」

と言い、そこで別れを告げました。初めて外国人の方と話したので少し緊張して日本語お上手ですね、という褒め言葉すら掛けられらませんでした。これも一つの経験です。次、機会があったらもう少しフレンドリーに会話してもいいのかなあと思いました。

おわり