今月もなんとなく読む

「娘の味(阿川佐和子)」

あらすじ

阿川さんがある日、中にあんこが入っているあん食パンを友達からもらいその友達から「トーストしてバター塗ったらさらにおいしいよ」と言われ、実際にやって食べてみると濃厚な味で美味しかった。きっとあんパンからの発想じゃないかと推察した。また、阿川さんはカレーにフルーツチャツネを添える人に「カレーにイチゴジャムをせてもおいしいよ」と推奨すると、「それおかしいよ」「阿川さんて変わってるねぇ」と冷笑されたという話やだいぶ昔モンゴルに旅行しに行った時羊肉を食べすぎてコーラを飲んでも飴をなめても羊の匂いがした。そんなある日あるレストランで前菜に薄切りのソーセージが出てきた。食べてみると野性味あふれる匂いがした。「店員にこれなんですか?」と聞いてみるとラクダのつま先だった。それが阿川さんの嫌いな食べ物である話など阿川さんが実際に体験した料理の話がたくさん執筆されているエッセイ。

感想

読んで思ったこと

阿川さんはカレーにイチゴジャムを添えると知って変わっているなあと思いました。

読んで初めて知ったこと

珍しい料理であるラクダのつま先をモンゴルで食べたと知ってそんなものが食べ物としてあるんだあと思いました。また、先述していない話ですが、阿川さんがオックステール(牛の尻尾)を使ってオックステールスープを作ったという話があったのですがオックステールを初めて知りました。