最近蒸し暑くなってきたけど本を読む

「さよなら、田中さん(鈴木るりか)」

あらすじ

ある日、私の学校で不審者情報が出た。そしてある日の夜、優香ちゃんの両親は一回離婚したのだが、優香ちゃんの前のお父さんを名乗る不審者らしき男性に「今度優香ちゃんに会わして」と言われついでに私も一緒についっていった。そして待ち合わせをして食事をし、ドリーミングランドという遊園地に行っておごってもらった。そんなある日、優香ちゃんのお父さんが会社のお金のを横領して食事などに使ったとして警察に逮捕されたというニュースが流れてきたので私は悪いことをしてしまったと思う話や、

学校で水泳の授業の時に僕(信也)が間違えて教室で着替えている女子に見られたと思われたのだが、隣の席の田中さんという女の子に「彼はそんな見るつもりはなかったから許してくれ」とかばってくれた。そんな僕は中学受験を母親から兄と姉がそれをして合格しているので信也もやれと言われ塾に通っていたが試験日にはどこの中学も落ちて母親に怒鳴られる。しかし、山梨の寮の学校に面接だけして受かる。情けないと思った僕はお母さんにこれ以上受験で迷惑かけてはいけないと思い、自殺しようと川に近くまで行ったとき、田中さん親子に「そんなところで何してるの?」と言われる。そして田中さん親子に助けられ、そちらの家でご飯を食べ、4月から山梨の中学へ通うようになる話。

感想

読んで考えたこと

1つ目の話で不審者らしき人と待ち合わせするのはおかしいんじゃないかと思いました。良い人かもしれないけれどその保証はないので「私」の行動は変だと思いました。また、2つ目の話で母親に無理矢理息子にお兄ちゃん、お姉ちゃんが中学受験しているからって中学受験をさせるのはどうかと思いました。自分の意志通りにさせるほうがいいと僕は思いました。 さらに、あらすじで先述していない話なのですが1つ目の話の「私」にはお父さんが犯罪者で家にいなかったり、お母さんが地面に落ちている飴を拾ってなめたりと変わっている家族だと思ったし、そのお母さんの行動は汚いなあと思いました。