とりあえず本を読む

小説すばる 6・7月合併号 その扉をたたく音 #4(瀬尾まいこ)」

あらすじ

宮路が本庄さんとウクレレで「上を向いて歩こう」を一曲通すために老人ホームのそよかぜ荘に行くと、本庄さんは「お前が金をとったのか」「うるさい黙れ、泥棒」と誰かと勘違いされ怒られる。そして、水木のばあさんに「私でも読める本を買ってきて」と頼まれ書店で悩んだ末、2冊買い一回、目を通したほうがいいだろうと思い読んだ。その次の週の金曜日、水木のばあさんに本を持って行った。その後、前みたいに本庄さんに怒られると思い気が重かったが本庄さんは先週のことを忘れたかのように一緒にウクレレの練習を始めた。それから別日に2か月後の演奏会でする為に渡部君と練習をした。そんなある日、僕がある曲の歌い方について提案を出したが、渡部君の提案に押し切られた感じがしたので「悪かったな」と言うとグダグダしていると思われたが、練習で宮路が歌を歌っているとその歌に感動し、少し渡部君は僕を笑わそうとしたので徐々に気持ちが高ぶって楽しくなっていくという話。

感想

読んで思ったこと

宮路はいつもウクレレを教えていた本庄さんに突然違う人と勘違いされ、怒られたので僕だったらその次の週は宮路と同じでそよかぜ荘に行きづらいなあと思いました。また、宮路は最終的に何の職業になるのかなあと思いました。