なんとなく本を読む

小説すばる2020年4月号 その扉をたたく音#3(瀬尾まいこ)」

第3話の話

 宮路は渡部君と水曜日に待ち合わせをし、いつもの老人ホームで余興演奏をする為に公民館でセトリ決めを話し合い、1曲目「東京ブギウギ」、2曲目バック・トゥ・ザ・フューチャーの映画の歌にもなった「ジョニー・B・グッド」、2人のトークコーナーを挟んで3曲目ビートルズの 「I Want To Hold Your Hand」 で最後4曲目に「ふるさと」をみんなで歌って終わるように決め、音合わせをした。 ある日、いつも通り本庄のおじさんにウクレレで「上を向いて歩こう」を教えた後、水木のばあさんらから買い物を頼まれたので「誰が何を買ってきてほしいの?」と聞くと水木のばあさんは「えらいお金には細かいね」と言われる。そして公民館で三度目の練習をしていると東京ブギウギはギターで弾くとのっぺりするので宮路は歌って渡部君はサックスで演奏すると決めた。さらに宮路は本庄さんが一生懸命練習して次回全部通したら曲が完成するということを渡部君に言うと「宮路さんはウクレレを始めたばかりの人をそこまでできるようにするなんてすごいです」で言われるという話。

感想

読んで思ったこと

僕も渡部君と同じで宮路はウクレレを始めたばかりのおじさんを上達させられるなんてすごいなあと思いました。 また、余興演奏に選んだ曲がよい曲ばかりだあと思いました。

考えたこと

宮路と渡部君はいつかグループを組んで活動するのではないかと考えました。