時間に余裕があるから本を読む

小説すばる2020年4月号 その扉をたたく音#2(瀬尾まいこ)」

第2話の話

ある日、宮路は杖でたたかれた水木のばあさんと会話をしていた時に本庄さんというじいさんが僕はウクレレを持っているのでそれを教えてください、と言われたので宮路は教える為に自分用のウクレレとクリップチューナー、レッスンDVD、初心者用の楽譜のセットを買って練習をしていた。少しできたところでじいさんに教える曲を何にするかインターネットやDVDなどを見て考えた結果、ハッピーバースデーに決め、それをおじいさんに教えた。終わると宮路はもともとは渡部君とセッションすることをふと思い出したので渡部君に相談しにいった。すると彼はあまり乗り気じゃない感じだったが話し合った結果、演奏する曲を休みの日に集まって決めることにしよう、というふうになった話。

感想

読んで考えたこと

僕は渡部君がどうして宮路とセッションすることに乗り気ではないのだろうと思いました。多分、これは僕の予想ですが、今やっている老人ホーム以外でもサックスを演奏していて忙しいのではないかと思いました。

おもしろいと思ったこと

宮路が本庄のじいさんにウクレレを教えてください、と言われたのだがその前に、じいさんが「私もギター持っていたので教えてくれませんか」とウクレレを持ちながら宮路に言ってきたという出来事があった。僕はじいさんが言っているものと持っているものが違っていたのでちょっとおもしろいなと思いました。